■ Frank Turner ■


SYCO訳

Long Live the Queen

Long Live the Queen

ウィスキーをちびちびやっていた時電話が鳴った
友人のレックスが入院したという知らせだった
今回は本当にお仕舞いじゃないかと感じた
それで電車飛び乗ってロンドンに向かった
彼女はベッドでとても苦しんでいた
僕に気づいた彼女は
もうあまり長くないことがわかった
それで僕は横に座って
元気付けて笑わせようとがんばって話をしたのだけど
彼女は首を横に振って僕のしゃべりを遮り、こう言った

『あなたはこれからも生きて踊れるけど
今日は私たちのために踊ってほしい
だからそんなにしけた顔してないで、
女王が死んだと、
心をこめて歌ってよ』

病院の食事は不味くて飽きた
医者や遠い親戚にもうんざりさせられるという彼女
『自分が死にそうなのはわかるわ。
でも私はまだ終わってないし、
死にそうに酒とタバコが欲しいのよ。』
それで僕らはひそかに計画をたてた
ロンドンの真ん中の安ホテルをとって
酒をがんがん飲んでクラブを全部まわるんだ
そして周りがみんな寝静まったころに
すべてうまく行ったと実感するんだ

『あなたはこれからも生きて踊れるけど
今日は私たちのために踊ってほしい
だからそんなにしけた顔してないで、
女王が死んだって心の底から歌ってよ』
ロンドンの南部はもう昔とは違う
女王が死んだ。 偉大な死だった。
ついに眠りに付いた

仕事をしてるとき、セーラから電話があった
レックスが眠りに付いて、そのまま起きなかったと。
僕がその場にいたとしても
何もできなかったと思うけど、
それでも見とれなかったことを悔やんだ
今みたいにこんなに気持ちが憂鬱なとき
レックスなら何をするか考えた
それで僕は友達を呼んで、
この悲しいニュースを伝え、
町に繰り出して、酒を交わし、そして歌った

『 僕らはこれからも生きて踊れるけど、
今はもう一人のために踊ろう
しけた顔はやめて
心を込めてうたおう
女王陛下万歳!』